
ちょうどこんな感じにトイレの落書きをジャケットにしたバンドがいたでしょ?
ストーンズのさ、あれは何てアルバムだったっけな
例によってというかなんというか
いい加減学習してもいい頃合いだとは思うのだけど
毎年この時期はどうも星回りが悪いらしく、様々な事柄に行き詰まる
去年はどうやって乗り越えたんだったかなと軽く回想シーンに入っても
ケースバイケースというか何というか
思い出なんて役たたずね、そんな唄もありそうだ
とにかく現実に戻る
この島国では別に珍しくもなんともないのだろうが、幸か不幸か僕の実家は比較的無宗教な家庭で
クリスマスパーティーこそしないにせよ、クローゼットにはいい具合に埃で覆われたクリスマスツリーがあり
正月には地元の神社に初詣に行くような
極々平均的な核家族であると自負している
普段からあまり宗教的な行事を意識しない僕も、困った時の神頼みとはよく云ったもので
久々に近所の神社までお参りをすることにした
近所とはいっても片道徒歩一時間くらいの場所にあるので
自転車で行ってしまおうかという考えも頭に過ったが
特に根拠もなく徒歩の方が少しは誠意が伝わるのではないかなんてちょっと不謹慎な案を採用する
実に見事と表現するに相応しいであろう秋晴れの玉川上水をてくてくとひたすら歩き続けていた
土を覆うように落ちているたくさんのドングリを見て、小学校の時の遠足を思い出したりする
もう10年も昔の事だってのはよくわかってるのだけど、あの時拾ったドングリもあの時拾わなかったドングリも
まだここに落ちたままなのかもしれないね
オダギリジョーの『転々』みたい
歩く度に優しくなるんだ
賽銭は財布の小銭全部入れてやろうなんて意気込んでいたのだけれど、おみくじがしたくて百円だけ残しておく
郵便ポストみたいなおみくじの自動販売機もあれはあれで風情があって悪くない
そして中吉
喜べばいいのかな?
普段はカロリー気にして飲まない様な甘い缶コーヒーと、健康面を考慮して最近は控えてたラッキーストライクを買って
ベンチに一時間近く座る
神頼みの効果なのかはわからないけど、気は晴れてたのは確かだ
だから今日はハロウィンを楽しもうと思う