初めてキスした時のことを覚えてる?
僕は覚えてる、なんとなくだけど
まぁそういう類いの記憶みたいなのはそう簡単に忘れられるものでもないはずだ
その記憶を好きであろうが嫌いであろうが、ね
僕が住んでいる街はそれなりに自然の残っている土地で
視線を上げれば木々はまだまだ緑色
それでも地面を見れば枯葉が目立つくらいにはなってきた
10月の初めに青森に行った時、木の葉はいい具合に色付き始めていたので
なんとなく現在地、季節の移り変わりみたいなのを妙に実感する
つまり何が言いたいかって非常に寒くなったと言いたい訳で
冬が寒いのは当たり前だなんて一蹴にして頂いてもまぁ結構です
とにかく僕はワードローブの中から冬物を引っ張り出したりしていた
このコート着て冬を迎えるのはもう何回目だろう
ずいぶんと色あせてきてしまった様だけど、なんとなく同タイプのコートを買うのも気が引けて
今年こそは買い替えてやろうなんて柄にもなく意気込んでいるので連日アルバイト
仕事を終えて国分寺駅
いつものように駐輪場から自転車を引き上げる
道路を挟んだ向かいのベンチで
高校生くらいのアベック(死語だよね)がそれはまぁ清々しいことこの上ない感じでキスをしていた
そんなささやかな出来事を体感することが
日常の所々に張られた伏線であり
自分にとっての回帰線になり得るのであれば
それはそれでまぁ僕もいくつか年をとったということなのである
かな?
僕今月誕生日!
祝え!宴を催してくれたもう!